忖度なし!!声優専門学校のすすめ

うっかり声優業界に15年いてしまいました。

声優学校を卒業した後を簡単に解説します。①

 

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こんにちは!

 

今日は声優学校の卒業後の進路はどうなるのか?

と、言うお話です。

 

学校と行っても「声優事務所の養成所」と「声優の専門学校」に2つがあります。

 

他にも細々あるかもしれませんが「学校」としては大きくこの2つが主です。

 

まずは「声優事務所の養成所」から。

 

ここは事務所が運営している養成所なので、選ばれれば所属になります。

流れ的にはこんな感じです。

 

【声優事務所の養成所】

1、養成所に入所

↓  1,2年養成所でレッスン

2、事務所の査定(試験)がある。

3、合格なら準所属、場所によっては所属。

 

 

次は専門学校です

【専門学校】

1、入学

↓ 2年間の授業

2、卒業

3、声優事務所の養成所、もしくは優秀な者は準所属か所属

4、養成所の場合は1,2年のレッスンを受ける。

5、事務所の査定(試験)がある。※養成所の場合

6、合格なら準所属、場合によっては所属。

 

 

 

はい、こんな感じです。

 

バッと見ると「養成所」の方が良いと思います。

 

それじゃあなぜ「専門学校」があるのか?

 

そこにはちゃんと理由があります。

 

ざっくりとお伝えします。

 

 

〇養成所の場合は「レッスン数が少ない」です。

大体週2~3で一回3時間とかです。(事務所によっては変動します)

 

〇専門学校の場合は「みっちりとレッスン」です。

週5で様々なレッスンを行います。

 

 

専門学校は表現者として何を学ぶべきなのかを基礎からお伝えしていきます。

発声から演技、ダンス、歌、朗読、アフレコ、様々な角度から勉強して、表現の幅を膨らませていきます。

 

逆に養成所は、そこまでみっちりやりません。

これは養成所を悪く言ってるのではありません。教えている講師の方はしっかり教えてくれるし、成長できるように親身になってくれます。

ただ、時間が足りない・・・という現実があります。

「じゃあ増やせばいいじゃん。」

と思うかもしれませんが、そこにはやはりお金がかかってきます。

スタジオ費だったり、講師料だったり、色々大変です。

 

そして大きいのが「声優事務所」であること、なんです。

 

結局は「売れそうかどうか」で判断していきます。

少ないレッスン数でも必死に食らいついてきて、売れそうであると判断されれば生き残っていける世界です。

 

なので「生き残る絶対の自信がある」という方は養成所の方が良いと思います。

 

逆に「もう少しゆっくり、じっくり学んで実力をつけたい」という方は専門学校を進めます。

 

要は専門学校は「生き残っていく確実な実力をつける」所なんです。

 

 

これがざっくりとした「養成所」と「専門学校」の違いです。

 

他にも金銭面などいろいろありますが、今日はここまでにしておきます。

詰め込んでもあれなので。

 

果たしてどちらが自分に合っているのか?

そこのところをこれから数回に分けてご説明していきたいと思います!!

 

では今日はこの辺で。

 

 

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