こんにちは!
今回は「ヘタな演技」です。
最近の声優・俳優学校の「演技」の授業はどこかおかしさを感じる今日この頃です。
何がおかしいのか。
それはどこか「個性」という言葉に頼っている気がします。
指導する人がこの言葉を乱発すると学んでいる学生は「そうか、これが個性か」と思い、そこからの改善をしようとしなくなる。
その結果ヘタなままで終わる。
演じ方にいろいろな可能性を探ろうとするのは構わない。
でも、それがいつしかどんな演技でも「個性」と言う言葉で受け入れ、ダメ出しをしなくなる。
けれど明らかに台本の流れを壊している演技については「違う」とちゃんと言ってあげた方が良い。
きちんと何がいけないかを説明して改善させた方が本人のためになる。
ある意味「商売」の部分を含んでいる学校の講師。
遠慮してしまう気持ちは分かるが、自分が今の自分の指導を受けて納得出来るか少し想像して欲しい。
学生の方も、講師の言葉に満足せず「演技」を追及して欲しい。
では今日はこんな感じです。
ではまた!