忖度なし!!声優専門学校のすすめ

うっかり声優業界に15年いてしまいました。

真面目に「演技」の基本について

 

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こんにちは!

 

今日は「演技」について。

 

とりあえず専門学校に入った方は対面の演技の授業があると思います。

 

マイク前じゃなくて対面。

 

言ってみれば基本的なものです。

その時の演技で大切な事をお伝えします。

 

やっぱり初めは「上手くやろう」とか「感情をしっかり出そう」とか「起伏を持って喋ろう」とか色々考えちゃいますよね。

 

ただ、最初にやらなくちゃいけないのは「ちゃんと声を出す」事です。

棒読みでいいからちゃんと声を出す。

 

まずはそこからです。

 

感情とかそこら辺はその後になります。

 

そして私が演技で一番大切だと思ってる事は

【「相手を変化」させる事を意識してセリフを喋る】

です。

 

ん?

みたいにピンと来ない人が大半だと思います。

演技に触れたことのある人はセリフを喋る時に「動機」とか「目的」とか「原因」とかを考えると思います。

 

それはそれとして良いと思います。

 

ただ「変化」させる、というのは大切な事だと思ってます。

 

例えば刑事の取り調べのシーン

刑事「吐け(自供しろという意味で)」

犯人「・・・」

刑事「吐け」

犯人「・・・」

刑事「吐け!」

犯人「・・・」

 

というシーンがあったとします。

そんな時もしあなたが刑事役だったらどうでしょうか?

どんな風にセリフを言いますか?

 

ここでもし「変化させる」を意識して喋ると、

「自供しない犯人が自供するようにセリフを喋る。」

が正解です。

 

だから静かに言っても大声で言っても何でもいいんです。

自供してくれれば。

 

はい。

ちょっと難しかったでしょうか。

でもこれが「基本」だと思ってます。

是非実践してみて下さい。

 

では今日はこんな感じ。

 

ではまた!

 

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